温もりと都会的センスが交差するアイコン的存在
ルラボのサンタル33は、ブランドの象徴とも言えるアイコニックなフレグランスです。この香りは、クリーミーなサンダルウッドとレザースモーキーなアクセントが融合し、ユニークな世界を表現します。人々を惹きつけるこの香りは、都会的でありながらも自然へのつながりを感じさせる特別な存在です。サンタル33の魅力は、シンプルでありながら深みのある香りという点です。サンダルウッドのクリーミーなニュアンスとスパイシーなアクセント、そしてほのかなスモーキーさが絶妙に絡み合い、洗練された個性を放ちます。着ける人それぞれの肌に寄り添い、唯一無二の個性を紡ぎ出します。
https://www.lelabofragrances.jp/collections/santal33
洗練された木の温もりが響く香り
シングルノート
アイリスとカルダモンが奏でる、スパイシーな第一印象。エレガントでありながら、どこか温かみを感じさせます。そしてサンダルウッドが香りの主役として立ち上がり、ウッディで力強い香りを作ります。ナチュラルな木の温もりが漂います。
スモーキーでグリーンなレザーと、アンバーが重なり、ムスクが香り全体を包み込むことで、長時間持続する豊かな余韻を残します。特有の温かさと洗練が長く肌に寄り添います。持続時間は8時間ほど、拡散力は中ぐらいです。一応シングルノートなのであまりトップとラストでは香りの変化はないです。





サンタル33を手がけたのは、フランクフォルクルです。
フランクフォルクルの代表作
- Thé Noir 29(Le Labo)
ブラックティーとウッディのユニークな融合。 - Baie 19(Le Labo)
雨特有の香り、ペトリコールを表現した香り。水のようなジュニパーベリーと大地を思わせるパチュリの対比が懐かしさを思い出させる香り。
使用シーン
Santal 33はユニセックスな香りとして、多くのシーンで活躍します。
- ビジネス
控えめながらも記憶に残る香り。十分に使用可能。 - プライベート
サンダルウッドの落ち着きと温かさが、リラックスしたひとときを演出します。
特に秋や冬の季節には、その温もりと深みが最大限に引き立つでしょう。
特におすすめの方
- サンダルウッドを愛する方
ウッディな香りが好きな方にぴったりの一品です。 - モダンな香りを探している方
洗練された都会的な香りを求める方。 - 個性的な香水を好む方
他にはないスモーキーで深みのある香りを楽しみたい方。

似た香水情報
- Gaiac 10 (Le Labo)
柔らかでクリーミーなウッディノートが特徴の洗練された香り。 - No.04 Bois de Balincourt (Maison Louis Marie)
クリーミーなサンダルウッドとスパイシーなアクセントの調和。 - Sellier (Byredo)
レザーとウッディが織り成す濃密でユニークな香り。
一言
ガイアック10を紹介したなら、この香水も紹介しないといけないでしょう、とサンタルです。
サンダルウッドとレザーが主体の香り。私自身の鼻ではレザー?はかなりグリーンで青臭い印象を受けます(悪い意味ではないです。)。緑色の草原を思い起こさせるようなレザーで、おそらく人によっては好みが別れるところだと思いますし、レザーを感じないと言われる方はこの香りをグリーン系と捉えられているのかなと。似た香水にもあるのですが、よりグリーン感を強くするとメゾンルイスマリーのNo4に、高級なレザーっぽさを求めるならバイレードのセリエかなと思います。ここからレザー感を抜くとガイアック10となります。メゾンルイスマリーとセリエは延長線上にある感じです(値段も並び順ですが、、、)。とはいえ、トップ部分はサンタルとNo4はかなり近しく感じますので気になる方はノーズショップへGo!ということで。
肌残り、拡散力に関してもオードパルファムなら十分ではないでしょうか。香りもユニセックスで誰でも使用しやすいです。ただSNSでみんなが良いというほど、一般ウケするような香りではないのかなと思う部分もございます。なのでインフルエンサーの投稿を見て、パケ買いや「人気です」との一言で買いを決めるのではなく、しっかりと肌乗せをしてから買ってください。

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